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天然由来化粧品でもアレルギーは起こる?原因と対策を徹底解説

「天然由来」「オーガニック」という言葉から、つい“肌にやさしい”“安全”というイメージを持ちがちです。


しかし、実は天然成分でも肌トラブルやアレルギーを引き起こすことがあります。

 

本記事では、天然由来化粧品でアレルギーが起こる理由、よくある原因成分、そして安全に使うための対策を詳しく解説します。

 


天然由来化粧品とは?

天然由来化粧品とは、植物や鉱物など自然界から得られた原料を主に使用した化粧品のことです。


オーガニック化粧品や、有機栽培の植物成分を使った製品も含まれます。

 

よく使われる天然成分の例

こうした成分は保湿や鎮静などの効果が期待されますが、すべての人に安全とは限りません。

 


天然成分でもアレルギーが起こる理由

1. 植物由来のアレルゲン

植物には天然の化学成分が含まれており、それが肌に刺激を与えたりアレルギーを誘発することがあります。

2. 精油や抽出エキスの濃度が高い

アロマオイルや果皮油などは濃度が高く、敏感肌や子どもの肌には刺激が強すぎる場合があります。

3. 天然=無刺激ではない

自然界にも毒性や刺激性を持つ成分は多く、体質によっては反応しやすい人もいます。


アレルギーを起こしやすい天然成分の例

  • ラベンダー:接触皮膚炎の報告あり

  • ティーツリーオイル:酸化すると刺激性が増すことがある

  • カモミール:キク科アレルギーの人は要注意

  • オレンジ果皮油:柑橘系精油は光毒性や刺激性の報告あり

  • モモの葉エキス:敏感肌や桃アレルギー体質の人で反応する例あり

これらはあくまで一例で、ほかの天然由来成分でも反応することがあります。

 


アレルギー症状のサイン

  • 赤み・かゆみ

  • 湿疹や小さなぶつぶつ

  • 腫れ

  • 水ぶくれやただれ(重症の場合)

症状が出た場合はすぐに使用を中止し、皮膚科を受診しましょう。

 


天然由来化粧品を安全に使うための対策

パッチテストを行う

新しい製品は、腕の内側などで少量を塗り、24時間様子を見てから使用します。

成分表示を必ず確認

過去に反応したことのある植物や果皮油、エキスは避けましょう。

開封後は早めに使い切る

天然成分は酸化や劣化が早く、時間が経つと刺激性が増すことがあります。


まとめ

  • 天然由来でもアレルギーは起こりうる

  • オレンジ果皮油やモモの葉エキスなど、自然由来でも刺激性を持つ成分は存在する

  • パッチテストと成分確認でリスクを大幅に減らせる

「天然だから安全」という思い込みを捨て、自分の肌に合った成分を選ぶことが、長く健康な肌を保つための第一歩です。

カロリーゼロ甘味料は危険?アスパルテーム・アセスルファムK・スクラロースを徹底比較

加工食品やダイエット飲料のラベルでよく見かける「カロリーゼロ」の文字。
その甘さを支えているのが人工甘味料です。
中でもアスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースは世界中で広く使われています。

しかし、「発がん性があるのでは?」「危険では?」という不安の声も少なくありません。
本記事では、この3種類の甘味料について、特徴・安全性・規制状況を比較し、最新の科学的情報をもとに解説します。
安心して食品を選ぶためのポイントもご紹介します。


カロリーゼロ甘味料とは?

カロリーゼロ甘味料は、砂糖に比べてカロリーが非常に低いか、ほぼゼロの甘味成分を指します。
人工的に合成された甘味料と、天然由来の甘味料がありますが、今回は人工甘味料に絞ります。

どうしてカロリーがゼロになるのか

  • 体内で吸収されにくい

  • 代謝されてもエネルギーにならない

  • 微量で強い甘味を出せるため使用量が少ない


アスパルテーム

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特徴

安全性評価

主な規制

  • JECFAのADI(耐容一日摂取量):40mg/kg体重/日


アセスルファムK

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特徴

  • 砂糖の約200倍の甘味度

  • 加熱に強く、焼き菓子や加工食品にも使用可能

  • わずかに苦味があるため他の甘味料と併用されることが多い

安全性評価

  • 発がん性は否定されている

  • 高用量摂取で代謝物の影響が懸念されるが、通常の食品摂取量では問題ないとされる

主な規制

  • JECFAのADI:15mg/kg体重/日


スクラロース

特徴

  • 砂糖の約600倍の甘味度

  • 砂糖由来だが分子構造を塩素化して代謝されにくくしたもの

  • 加熱安定性が高く、飲料や焼き菓子にも使用可能

安全性評価

  • 多くの研究で安全性が確認されている

  • 一部研究で腸内細菌への影響が指摘されている

主な規制

  • JECFAのADI:15mg/kg体重/日


3種類の甘味料の比較表

甘味料 甘味度(砂糖=1) 加熱耐性 主な用途 ADI(mg/kg体重/日) 主な懸念点
アスパルテーム 約200倍 弱い 飲料、ガム、ゼリー 40 PKU患者は制限
アセスルファムK 約200倍 強い 焼き菓子、飲料 15 高用量時の代謝物
スクラロース 約600倍 強い 焼き菓子、飲料 15 腸内細菌への影響

カロリーゼロ甘味料の摂取は危険なのか?

現時点で、国際的な食品安全機関はどの甘味料も「適量であれば安全」と評価しています。
しかし、加工食品や清涼飲料水を日常的に多く摂るとADIを超える可能性があるため注意が必要です。


安全に使うためのポイント

  • 清涼飲料や加工食品の摂取頻度を控える

  • 甘味料名が複数表示されている場合は特に摂取量に注意

  • 甘味料に頼らず、自然な甘みの食品を取り入れる


まとめ

リン酸塩とは?食品での役割と体への影響・危険性をわかりやすく解説

加工食品やファストフードの成分表示でよく見かける「リン酸塩」。
「体に悪い」「発がん性がある」といった不安な声も聞きますが、
実際のところ、科学的にはどのような評価がされているのでしょうか。

 

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本記事では、リン酸塩の役割や種類、体への影響、安全基準について
最新の情報をもとにわかりやすく解説します。
健康を守るための上手な付き合い方もご紹介します。


リン酸塩とは?

リン酸塩は、リン酸(H₃PO₄)の塩類で、食品添加物や工業用途などさまざまな場面で使われています。
食品分野では、加工食品の品質を安定させたり保存性を高める目的で添加されることが多いです。

食品添加物としてのリン酸塩の定義

日本の食品衛生法では、リン酸塩はpH調整剤や結着剤などの用途で使用される添加物に分類されます。

天然由来のリン酸との違い

肉や魚、乳製品にも天然のリン酸は含まれていますが、添加物として加えるリン酸塩は化学的に精製されたものです。

よく使われるリン酸塩の種類

例:リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸カルシウムなど。


食品にリン酸塩が使われる理由

pH調整や保水性の確保

ハムやソーセージでは肉の保水性を高め、ジューシーさを保ちます。

見た目や食感の改善

加工チーズやベーカリー製品で滑らかな食感や均一な焼き上がりを実現します。

加工食品での具体的な使用例

ハム、ソーセージ、ベーコン、チーズ、清涼飲料水、インスタント食品など。


リン酸塩は体に悪いのか?

過剰摂取によるリスク

高リン血症、骨密度低下、腎臓への負担などが報告されています。

発がん性に関する研究結果

現時点でリン酸塩そのものの発がん性を直接示す十分な証拠はありませんが、高リン食は腎疾患や動脈硬化リスクとの関連が指摘されています。

摂取量と健康影響の関係

適量であれば問題ないとされていますが、加工食品が多い食生活では過剰摂取になりやすい傾向があります。


安全基準と規制

日本の食品衛生法による規制

用途ごとに使用量の上限が定められています。

WHOやFAOによる評価

FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)はリン酸塩の耐容一日摂取量(ADI)を設定。

海外での使用基準との比較

欧州や米国でもほぼ同様の安全基準が設けられています。


リン酸塩を控えるための工夫

加工食品の成分表示の見方

「リン酸Na」「リン酸K」などと表示されます。

リン酸塩を多く含む食品の例

加工肉製品、即席麺、加工チーズ、炭酸飲料など。

日常でできる摂取量のコントロール方法

加工食品を減らし、野菜や未加工の肉・魚を中心にした食事を心がける。


まとめ

  • リン酸塩は食品の品質保持や加工に役立つ添加物

  • 適量であれば健康への影響は少ないとされる

  • 加工食品の多用で過剰摂取になる可能性があるため注意が必要

  • 成分表示をチェックし、摂取量をコントロールすることが大切

0カロリー甘味料「飲んじゃダメ」と言われる理由②アスパルテーム

ゼロカロリー飲料やゼリーに使用される人口甘味料のひとつ、アスパルテーム。

 

前回紹介したアセスルファムKと一緒に入っていることが多い成分ですが、こちらも危険性がよく騒がれる成分です。

 

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アセスルファムKに関しては、ほとんどの「危険だ」のウワサに信ぴょう性がなかったのですが、アスパルテームは一部の疾患ある人にとっては有害なので注意が必要です。

 

アスパルテームとは

アスパルテームは、人工甘味料の一種です。

 

概要は

 

という形です。

 

アスパルテームの特徴と用途

アスパルテームは人工甘味料の一種であり、ゼロカロリーの甘味料として広く使用されています。

カロリーは砂糖とおなじ4kcal/gですが、砂糖の200倍もの甘さがあるので使用量も1/200で済みます。

さらに甘味がまろやかなので、スッキリした甘さのアセスルファムKと組み合わせると砂糖に近い甘味が再現しやすいのが特徴。

アスパルテームはカロリーゼロ食品でダイエットや糖尿病患者にメリットがあるだけでなく、虫歯菌のエサにもならないので、虫歯予防にも効果的です。

 

よく使用される食品や飲料について

 

アスパルテームはゼロカロリー飲料に広く使用されています。

ほかには、

  • ダイエット系ゼリー
  • 歯磨き粉
  • デンタルケア系ガム
  • アイスクリームやスイーツ

といった「甘い味がする」商品には高確率で使われています。

人工甘味料としてのアスパルテームのメリット

アスパルテームは、カロリーゼロの人工甘味料として利点が多いです。

ダイエットや糖尿病患者にとっては特に重宝されていて、甘いものが食べられないストレスを和らげられます。

 

 

アスパルテームの危険性の噂とその真相

 

アスパルテームは「アスパラギン酸」と「フェニルアラニン」と呼ばれる2つのたんぱく質の化合物です。

アスパラギン酸はアスパラガスに含まれるアミノ酸で、疲労効果で有名。

フェニルアラニンは必須アミノ酸のひとつで、代謝によりメラニン色素などの組織に変化します。

2つの成分は全く危険性のない成分ですが、この2つが化学処理により化合することで「なんだか危険かも」というイメージになってしまっています。

 

原料の発がん性のリスクについての検証

2023年、WHO傘下の組織がアスパルテームを「2B(ヒトに対して発がん性がある可能性がある)」と分類したことで、世界的に騒ぎになりました。

 

甘味料のアスパルテームについて、世界保健機関(WHO)傘下の一機関である国際がん研究機関(IARC)が発がん性を、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)が実際に摂取した際の健康への影響を評価し、その結果を2023年7月14日、公表しました。IARCは、アスパルテームの発がん性をグループ2Bに分類、JECFAは前回(1981年)の評価の際に設定した許容一日摂取量(ADI)を変更する理由はない、としました。

参考:アスパルテームに関するQ&A | 食品安全委員会 - 食の安全、を科学する

 

ノンシュガー飲料とラットを用いた実験で、雌雄ともに腫瘍が増加したという研究結果が寄せられたことでこの分類となったのですが、今のところWHOも厚生労働省もヒトの1日のアスパルテームの摂取上限は2g/日から変更していません。

 

ニュアンスとしては

「研究結果は”他の環境要因もあるかもしれない”ので、発がん性を断定するものではない」

「発がん性がある可能性も完全には否定できないので、引き続き調査してください」

 

という感じです。

 

フェニルケトン尿症患者への影響と注意点

 

アスパルテームは体内で分解される際、アスパラギン酸・フェニルアラニン・メタノールという3つに分解されて小腸で吸収されます。

ですがこのうち「フェニルアラニン」がフェニルケトン尿症という疾患を持つ方にとってリスクとなります。

しかしフェニルアラニンをチロシンに変換する酵素(フェニルアラニン水酸化酵素)が欠損していると、脳に有害なフェニルアラニンが血液中にたまり、知的障害を引き起こします。

参考:フェニルケトン尿症(PKU) - フェニルケトン尿症(PKU) - MSDマニュアル家庭版

なので、フェニルケトン尿症を持つ方のために「アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物」と表示している商品も増えてきましたね。

一方、ほかの人々にとっては問題なく代謝でき、危険性については信頼できる情報源を参考にすることが重要です。

アスパルテームを代謝すると「メタノール」ができて危険?

前述のとおり、アスパルテームは体内で代謝され

に分解されると言われています。

このうち「メタノール」はいわゆる劇物であり、そんなものが体内に入るなんて!と一部の方々が過剰反応しています。

実は代謝してメタノールになるのはアスパルテームだけではありません。

メタノールは、食品中、特に果実や野菜中に天然に含まれる物質であり、人体内
でも代謝のプロセスで生成される。

参考:https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000547053.pdf

 アルコール飲料中のメタノールは量が多いので規制が必要ですが、アスパルテームや野菜・果物のメタノールは比べ物にならないくらい少ないです。

たとえば、ペットボトル1本(500ml)のコーラの砂糖の量が約55gとして、すべてをアスパルテームに置き換えたとすると1/200の0.275g。

さらにその1/10がメタノールに代謝されるので、ゼロコーラ500mlを1本飲んでも最大0.02g(20mg)です。

厚生労働省の資料によると、ADI(生涯毎日摂取しても健康に問題ないとされる値)を次のようにしています。

FDA(1993)は、ヒトにおける知見から得られた NOAEL 71~84 mg/kg
体重/日を根拠として、安全係数 10 で除した 7.1~8.4 mg/kg 体重/日を ADI
と設定している。

参考:https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000547053.pdf

 体重50㎏の人でメタノールのADIは355mg~420mgと計算されるので、アスパルテームだけ避けなければ!というのは違いますね。

まとめ:アスパルテームの正しい理解と摂取方法

アスパルテームはダイエットや糖尿病管理に役立つ人工甘味料です。

一方、フェニルケトン尿症患者は注意が必要です。

アスパルテームの安全性について正しい情報を知り、適切に摂取しましょう。

よくある質問(FAQ)

アスパルテームは子供に安全ですか?

アスパルテームは子供に安全ですか?

アスパルテームは一般的なゼロカロリー飲料に含まれる人工甘味料です。

フェニルケトン尿症という疾患を持つ子供たちはアスパルテームを避ける必要がありますが、その他の子供たちにとっては危険性はほとんどありません。

ただし肥満により医師の指導を受けている子供以外はあえて「ゼロカロリー飲料」を飲む必要はありません。

嗜好品も含めてバランスの良い食生活をこころがけましょう。

 

 

0カロリー甘味料「飲んじゃダメ」と言われる理由①アセスルファムK

ゼロカロリー飲料に関する不安や疑問を持つ方も多いかと思います。

そこで、この記事ではアセスルファムKが「危険」だと言われている根拠や、本当の安全性について調べてみました。

 

アセスルファムKについて

 

まずは、アセスルファムKのことを簡単に説明しておきます。

概要は

  • 1960年代に開発され、今でも世界中100か国以上で使われている
  • カロリーゼロ商品にほぼ100%入っている添加物
  • 虫歯にならない甘味料
  • 摂取上限は9mg/kg体重/日

という事です。

アセスルファムKとは?

アセスルファムKは、酢酸(お酢)由来の人口甘味料です。1960年代のドイツで開発され、今でも世界中で使用されています。

スッキリした甘味が特徴で、単体では砂糖の200倍もの甘さを持ちます。アスパルテームなど他のカロリーゼロ商品と組み合わせて使用し、砂糖のような甘さに仕上げることが多いです。

虫歯菌のエサにならない甘味料なので、オーラルグッズにも広く使用されています。

 

アセスルファムKの摂取許容量

アセスルファムカリウムは2000年、欧州連合(EU)の食品科学委員会(SCF)により再評価され、許容一日摂取量(ADI)の9mg/kg体重/日が確認された。

参考:食品安全委員会

アセスルファムKの摂取上限量を計算すると、体重50㎏の人で450mg/日です。

ゼロカロリーではないコーラの砂糖の量が60g/500mlほどと言われていて、同じ甘さを実現するのに1/200で十分ということは1本あたり300mg。

コカ・コーラゼロはアセスルファムKだけでなくスクラロースやアスパルテームなど他の甘味料も入っているので、もっと少ない量となります。

コーラゼロを1本飲んだからといって、アセスルファムKの過剰摂取にはあたらないという結論になります。

アセスルファムKが使われている食品は?

アセスルファムKは、カロリーゼロ飲料や砂糖不使用の製品に広く使用されています。

例にとると

  • ゼロコーラ
  • ダイエットゼリー
  • めんつゆなどの調味料
  • ノンシュガーキャンディー
  • ガム

などの成分表示に記載があることが多いですね。

これらの食品は甘みを引き立てるためにアセスルファムKを含んでいることが一般的です。

 

人工甘味料アセスルファムKは本当に危険なのか

人工甘味料アセスルファムKの危険性について考察

 

アセスルファムKが危険だと言われる理由①発がん性がある

アセスルファムKは、一部で発がん性の懸念が取りざたされています。

しかし、現時点では科学的な根拠や研究結果によって、そのリスクが確認されているわけではありません。

安全性に関する基準をクリアしており、適切な摂取量内であれば一般的に安全とされています。

アセスルファムKが危険だと言われる理由②肝臓に負担がかかる

アセスルファムKは、カロリーゼロ飲料に使用される甘味料の1つです。その中でも、肝臓に負担をかけるという点が問題視されています。

ただし、実際にはアメリカFDAや日本の規制機関によって安全性が認められており、適切な摂取量を守れば一般的には安全です。

「肝臓に負担をかける」という情報も、根拠がないことでありデマレベルです。

 

アセスルファムKが危険だと言われる理由③中毒性がある

アセスルファムKを始めとする人口甘味料は、甘味に対して「もっともっと」と欲するような中毒症状が現れると言われています。

こちらに関しては天然の砂糖も変わらないので、アセスルファムKだけが危険だというのもヘンな話です。

 

アセスルファムKが危険だと言われる理由④原料が危険

アセスルファムKは安全な食品添加物として認可されているものの、原料に関する懸念があります。

原料の品質や安全性についての情報が不透明であるため、一部でリスクがあると考えられています。

(特に中国製アセスファムKに懸念があるようです)

こちらも、アセスルファムKだからダメ!という理由ではありませんね。

心配な方はすべて手作りで、極論を言えば調味料も自分で手作りすれば絶対安心できるでしょう。

 

アセスルファムKが危険だと言われる理由⑤処理・生成工程が不透明で怖い

アセスルファムKは安全な食品添加物とは言えども、その処理や生成工程については不透明な部分が多いため、一部からは不安視されています。

食品の製造過程においても、透明性や情報公開の重要性が高まる中、アセスルファムKに関しても詳細な情報開示が求められています。

 

まとめ

アセスルファムK:安全性と誤解について

アメリカFDAや日本で認可された安全な食品添加物

原料や処理工程に対する懸念と実際のリスクを正しく理解する

加工食品の「リン酸塩」って本当にキケン?

最近、加工食品に含まれる「リン酸塩」が注目されています。

あなたも、「リン酸塩って本当にキケンなの?」と疑問に思っているかもしれませんね。

そこで今回は、リン酸塩について詳しく解説していきます。

添加物のひとつ「リン酸塩」とは

添加物のひとつであるリン酸塩は、食品の保存性を高めたり、材料同士をくっつきやすくする目的で配合されています。

 

リン酸塩は、食品の乳化(油と水をうまく混ぜ合わせる)、結着(原料と原料をうまく引っ付ける)、pH調整(食品中のpHを調整することで、保存性、品質維持に役立つ)として練り製品や食肉製品・プロセスチ-ズなどに用いられる食品添加物です。
参考:コープしが

 

もともと人間に必須のミネラルであるリンと、ナトリウムなどを結合させてできた添加物です。

リン酸塩の原料

世界で限られた地域でのみ採掘されるリン鉱石からリン酸が製造され、二次塩としてリン酸塩が製造されます。参考:栄研商事株式会社


リン酸塩の原料は、鉱物です。

 

これらの成分は、自然界にも存在しており、私たちの体内にも含まれています。

 

リン酸塩を添加する理由・メリット

なぜリン酸塩が食品に添加されるのでしょうか。

 

それは、リン酸塩が食品の保存性や食感を向上させる効果があるからです。

 

また、リン自体が人間に必要なミネラルであるため、健康食品の栄養強化目的でも使われる事があります。

 

リン酸塩が多く含まれる食品

リン酸塩は、特に加工食品に多く含まれています。

例えば、ハム・ベーコンなどの加工肉やかまぼこなどの練り製品、プロセスチーズなどの乳製品に使用されています。

 

リン酸塩が「危険」「食べてはいけない」と言われる3つの理由

一部の人々からは、「リン酸塩は危険だ」「食べてはいけない」と言われることもあります。では、その理由は何なのでしょうか。

 

カルシウムの吸収が阻害される

リン酸塩の摂取が過剰になると、カルシウムの吸収が阻害される可能性があります。

カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、十分に摂取することが大切です。

そのため、リン酸塩の摂取量には注意が必要です。

ただしリンも必要な栄養素であるため、絶対食べてはいけない!というワケではありません。

むしろカルシウムも摂りすぎるとマグネシウム不足を招き、結果的に骨に悪影響があることも…

 

【デマ】発がん性がある

一部のウェブサイトやSNSなどで、「リン酸塩は発がん性がある」という情報が拡散されていますが、これはデマです。

科学的な根拠がない情報に惑わされず、正しい情報を得るようにしましょう。

 

原料や工業的処理で作られているから怖い

リン酸塩は、鉱物を原料として科学的な処理を経て作られています。

これにより、一部の人々はリン酸塩を怖がることがあるようです。

ただしリン酸塩は1957年に初めて日本で認可されてから、現在22種類も認可が下りている添加物。

これまで健康被害はもちろん「平均的な量を摂取して起こった悪影響」の報告はありません。

リン酸塩の許容量は?

リン酸塩の許容量についても知っておきましょう。

リンの摂取上限

日本人の食事摂取基準(2020年版)では、成人のリンの摂取上限を3000mg/日と記載されています。

ですが、この量を超えたからと言ってすべての人に健康の変化があるわけではありません。

日本人の平均リン酸塩摂取量

また日本人のリン摂取量は平均1000mg/日ほどという調査結果があります。(令和元年国民健康・栄養調査報告)

加工食品だけで1日の食事を終わらせる、という極端な食生活をしない限りは問題ないと言えます。

 

リンが少なすぎて起こる体調不良


一方で、リンが不足すると体調不良が起こることもあります。

リンはエネルギー代謝や骨・筋肉の構成成分などに関与しており、適切な量を摂取することが重要です。

日本人の食事摂取基準(2020年版)では、18歳以上の男性の目安量(必要なリンを十分摂取できていると判断される値)を1000mg/日、18歳以上の女性では800mg/日と定めていて、これを下回る場合はむしろ要注意です。

 

リン酸塩は茹でると少なくなる?


一部の人々は、ウインナーを茹でるなど、茹でこぼしによってリン酸塩が少なくなると考えていますが、実際にはそれほどリン酸塩の量は変化しません。

茹でこぼしでは平均10%ほどリンが減少するので、気持ち程度と言えますね。

「リン酸塩が怖いから加工肉は食べない!」←意味ないかも


最後に、一部の人々が「リン酸塩が怖いから加工肉は食べない!」と言っていることがありますが、これは少し誤解があるかもしれません。

加工肉には確かにリン酸塩が含まれていますが、日本人の平均的な食生活をしている限り、ちょうどいい量のリンを摂取できている事となります。

なので、加工食品を絶対避ける!という極端な考え方ではなく、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。

以上、リン酸塩について解説しました。

リン酸塩に対する意見や情報はさまざまですが、科学的な根拠を持って判断することが大切です。

適切な摂取量を守りながら、健康な食生活を送りましょう。

ショートニングやマーガリンの「トランス脂肪酸」が身体に悪いと嫌われるワケ

マーガリンやショートニングに含まれる「トランス脂肪酸」が、身体に悪いと嫌われるようになり久しいです。

 

トランス脂肪酸とは一体何なのでしょうか?

 

どのような食品に多く含まれているのでしょうか?

 

また、なぜトランス脂肪酸が身体に悪いとされるのでしょうか?

 

この記事では、トランス脂肪酸について詳しく解説していきます。

 

 

トランス脂肪酸とは

まずは、トランス脂肪酸について簡単に解説します。

 

トランス脂肪酸は添加物ではなく、栄養素のひとつ

トランス脂肪酸は、肉や乳製品、油脂製品に含まれる栄養素のひとつです。

 

常温で白く固まる「不飽和脂肪酸」の一種で、自然界にも存在する成分です。

 

近年問題になっているのは、この自然界に存在するトランス脂肪酸ではなく「通常は常温で固まらない油に添加物を加えて固めた油脂商品」に含まれるトランス脂肪酸のことが多いです。

 

植物油に水素などの添加物を加えて固まるように性質変化させた、マーガリンやショートニングなどの一部商品で、トランス脂肪酸の含有量が多くなっているものが問題提起されています。

 

トランス脂肪酸が多く含まれる食品とその割合

 

トランス脂肪酸が多く含まれる食品とその割合については、以下のようなデータがあります。

 

1. フライドポテト:約0.5g/100g
2. ドーナツ:約1.5g/100g
3. クッキー:約2.5g/100g
4. マーガリン:約3g/100g
5. ショートニング:約6g/100g

 

あくまでこれは一例で、商品や、使った揚げ油や油脂商品によってもトランス脂肪酸の割合が左右されます。

 

トランス脂肪酸のメリット

トランス脂肪酸には、いくつかのメリットもあります。

 

例えば、揚げたものの食感を長く保つ効果や、食品の風味を良くする効果があります。

 

しかし、これらのメリットに比べて、トランス脂肪酸が身体に与える悪影響の方が大きいとされています。

 

トランス脂肪酸が身体に悪い理由3つ

トランス脂肪酸の摂りすぎは、健康を悪化させるリスクが高まることが農林水産省のホームページでも明記されています。

 

トランス脂肪酸を多くとると、血液中のLDLコレステロールが増加し、HDLコレステロールが減少することが示されています。トランス脂肪酸を多くとりつづけると、冠動脈性心疾患のリスクを高めることも示されています。

参考:農林水産省

こちらの内容をもとに、少しだけ詳しく解説していきます。

トランス脂肪酸のリスク①悪玉コレステロールを増やす

トランス脂肪酸は、体内の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を増加させる作用があります。

 

この悪玉コレステロールが増えると、動脈硬化や心臓病のリスクが高まる可能性があります。

 

トランス脂肪酸のリスク②冠動脈性心疾患のリスクを高める

トランス脂肪酸は、冠動脈性心疾患のリスクを高めるとされています。

冠動脈性心疾患は、心臓の血管が詰まることで起こる病気であり、重篤な状態になることもあります。

トランス脂肪酸のリスク③摂りすぎが肥満に繋がる

トランス脂肪酸は、摂りすぎると肥満の原因となる可能性があります。

摂取したトランス脂肪酸は、体内で脂肪として蓄積されやすく、体重の増加に繋がることがあります。

 

 

マーガリン=体に悪いはウソ!最近はトランス脂肪酸が少ない商品も

ということは、トランス脂肪酸が多いショートニングやマーガリンは買ってはいけないのでは?というのが最近の自然派界隈の常識となっています。

 

ですが、それは短絡的だと言わざるを得ません。

 

というのも、最近は企業の研究が進んでいて、トランス脂肪酸を増やさずに食感や風味を良くする商品が開発されてきているからです。


バターよりもマーガリンの方が身体に良いケースもある

『ネオソフト』をはじめとする全ての家庭用マーガリン類(ファットスプレッドを含む)の配合油脂において、部分水素添加油脂(PHOs)の使用を取りやめ、トランス脂肪酸の低減化を図っています。

参考:雪印メグミルク

2024年現在、スーパーで販売されているマーガリンの多くが「部分水素添加油脂不使用」で、むしろカロリーやコレステロールの観点からバターよりも健康面で良いケースも増えてきています。

 

トランス脂肪酸が多い!本当に避けるべき食品

一方で、トランス脂肪酸が多く含まれる食品も存在します。

市販の揚げ物、スナック菓子や、ファストフード類、インスタント食品では、いまだにトランス脂肪酸が多い油脂類を使用している事があります。

ですが日本では加工後の食品に関して「トランス脂肪酸」の量を明記する必要がないので、どのくらいトランス脂肪酸を摂取しているのかが分からないことも。

 

ですが、日本人の平均トランス脂肪酸摂取量は、WHOの基準を大きく下回っているという調査結果があるので、極端に上記を食べ過ぎることがなければ心配いらないと言われています。

 

トランス脂肪酸の摂取量について、日本人の大多数がWHO の勧告(目標)基準であるエネルギー比の1%未満であり、また、健康への影響を評価できるレベルを下回っていることから、通常の食生活では健康への影響は小さいと考えられる。

参考:農林水産省

 

トランス脂肪酸が少ないマーガリンやショートニングをご紹介

最近は、トランス脂肪酸が少ないマーガリンやショートニングも増えてきています。

これらの商品は、トランス脂肪酸の含有量が低いため、積極的に選ぶことができます。

 

たとえば、先ほど紹介した「雪印メグミルク」のマーガリン類。

 

あとは、小岩井乳業のシリーズもトランス脂肪酸が少ないことで有名です。

 

ショートニングでいえば、

 

このあたりがトランス脂肪酸フリーです。

 

 

以上が、マーガリンやショートニングの「トランス脂肪酸」についての解説です。

 

トランス脂肪酸は身体に悪いとされていますが、マーガリンやショートニング=食べてはいけない、というのは極論です。

 

健康な食生活を送るために、バランスの取れた食事を心がけましょう。